巻き爪改善ガイド

巻き爪の手術は1種類ではない!

今でこそ、痛みを伴わない“矯正”治療が主流となった巻き爪。
しかし、一昔前までは、巻き爪治療といえば

手術による治療が一般的だったようです。

 

現在でも、症状の進行度によっては手術を余儀なくされるケースがあります。
巻き爪の手術といえば、

すぐに「爪を切除する」ことを想像する方が多いかもしれませんが、
巻き爪の手術にも種類があります。

ここでは、巻き爪の代表的な手術法についてご紹介したいと思います。

 

★巻き爪手術@鬼塚法、Aフェノール法

巻き爪,手術

★巻き爪手術@鬼塚法
まず、指神経ブロック⇒局所麻酔を注射します。

続いて、指の付け根にゴムを巻いて血を止め、
爪の縁を爪母(爪の根元部分)から切除。

爪の幅を狭くしていきます。

 

爪が生えてこないように、末節骨の骨膜までも切除していきます。

 

最後に、マットレス縫合を行い、皮膚はなるべく爪の下に入れます。

 

術後1〜3週間程度で抜糸できます。
Aのフェノール法と比べて、

爪の切除範囲を狭くできるというメリットがありますが、
小爪が伸びてきて再発するというデメリットもあるようです。

 

 

★巻き爪手術Aフェノール法
@と同様、

指神経ブロック⇒局所麻酔を注射
⇒指の付け根にゴムを巻いて血を止め

⇒爪の縁を爪母から切除して爪の幅を狭くし、
⇒末節骨の骨膜も切除します。

 

ここからが、@の手術法との分岐点!
爪母にフェノールを塗り、約5分間待ちます。

 

その後、無水アルコールと抗生物質入り生理食塩水で洗浄し、
縫合は行いません。

 

術後1ヵ月もすると傷が乾き、入浴もできるようになります。
術後の痛みが軽いというメリットはありますが、

この手術法もやはり小爪が伸びてきて
再発するリスクは避けられないようです。

 

 


★巻き爪手術Bレーザー法

巻き爪手術のうち、最も痛みが少ないと言われている手術法です。
レーザー法は、巻き爪の爪幅のうち、

3割程度を「爪が生えてこない状態にする」ための手術方法の一種です。

 

簡単に言うと、レーザー光で爪母細胞を殺してしまうという方法。
一般的に、巻き爪の手術には局所麻酔が用いられますが、

術後数日間の激痛は避けられないものと考えられていました。

 

その点、レーザー手術なら、
痛みが少なく術後の腫れや化膿を減らすことができます。

★巻き爪手術C全抜爪

多くの方が、「これだけは避けたい!」と思っているであろう手術法が、
この「全抜爪」という手術法。

その名の通り、爪を完全に剥がしてしまうという方法です。

 

巻き爪が皮膚に刺さり、その部分が化膿して菌が骨にまで至っている場合、
緊急手段としてこの手術法が採用されるケースが多いようですね。

 

爪が全てなくなってしまうわけですから、
爪の下にあった皮膚は上に持ち上がってしまいます。

 

ずんぐりしていて、
なんともこっけいな指になることが想像できるでしょう。

★巻き爪手術C皮膚移植

強い巻き爪に対して行われる手術法です。
簡単に言うと、鼡径部(大腿部 ⇒腹部 に移行 する部分 )から取った皮膚片を

爪の下に移植するという方法。

 

指神経ブロック⇒局所麻酔を注射した後、完全に抜爪し、
爪の下の「爪床」にトンネルを造って皮膚片を通し、

新しい爪が伸びてくるのを待ちます。

 

ただし、最近はどんなヒドい巻き爪も、
マチプレートなどの矯正法で治療が可能なのだとか。

 

ここまで大がかりな手術をするのは特殊な例と言えるかもしれません。

 

 

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