巻き爪改善ガイド

爪のこと、どれだけ知っていますか?

爪がグルグル巻いてしまったり、
湾曲して皮膚に突き刺さってしまったり…と、

巻き爪の症状を訴える患者さんが増えているようです。

 

その原因としては、足に合わない靴選びや、不適切な爪の切り方、
姿勢の歪みなどが挙げられますが…。

 

1番問題なのは、私たち自身が
「爪」について理解していないことにあるのかもしれません。

 

なぜ爪が必要なのか?
爪はどんな構造になっているのか?

どこからどこまでの部分を「爪」と飛ぶのか?

 

…こういった爪の基礎を知っていれば、
巻き爪はある程度予防できる症状なのです。

 

そもそも、爪とは皮膚の一部で、主成分はケラチンという繊維タンパク質です。
これは、アミノ酸の一種であるシスチンの含有によって

軟ケラチンと硬ケラチンに分けられます。

 

爪はどちらかといえば、シスチンを多く含んでいる硬ケラチンのほう!
よって、硬くなるというわけです。

 

「手を上からかぶせて、
下にある物をつまみ持つ形にかたどられ、

つめの意味を表す(漢語林より)」

 

…という漢字の成り立ちからも分かるように、
爪は指の腹に加える力を支える役割を担っています。

 

つまり、爪に何らかのトラブルがあると、
指にうまく力が入らなくなってしまうというわけ!

一見、あまり意味がなさそうに見えるかもしれませんが、
爪って実はとても大切な部分なんですよ★

指先で細かい作業ができるのは、ひとえに爪があるおかげなんです。

 

足の爪も然り。
足の爪には、安定して体を支える役割があり、

歩く際にも爪先に力を入れる働きがあります。

 

爪の形を比べてみよう!

人間は爪が巻いてしまうと
「巻き爪になっちゃった〜!」と大騒ぎしてしまいますが、

動物(例えば犬や猫)の爪って鉤状に巻いていますよね。

 

人間の爪は「平爪」と呼ばれるタイプで、平らな形をしています。
同じく平爪の動物としては、猿が挙げられるでしょう。

 

これに対して、爪が鉤状に巻いている「鉤爪」タイプの動物もいます。
彼らにとっては、爪は武器の一種。

身を守るためにも使われますので、鉤のような形になっているんですね。
決して“巻き爪”なわけではないのでご心配なく(笑)。

 

この他にも、馬や牛のように、指先に蹄を持つ動物もいます。

爪についての雑学

巻き爪が伸びてくる⇒皮膚に角が刺さって痛い!⇒痛い部分の爪を切る

 

…という繰り返しに辟易している方も多いかもしれません。
爪を切った直後は痛みが和らぐかもしれませんが、

伸びてくる爪はやはり巻いたままですし、再び痛みも出てきます。

 

「あーもう、爪が伸びるのってなんでこんなに速いの!?」
…と苛立つ方もいるでしょう。

 

ところで、爪ってどのくらいのスピードで伸びているかご存知ですか?

 

爪の伸びるスピードは、健康な成人で1日約0.1mmだそうです。
(指によっても多少異なるようですが…)

面白いことに、季節によっても伸びるスピードが異なるようで、
夏は冬よりも爪の伸びるスピードが速くなるんですって!

 

爪の伸びるスピードがピークに達するのは、20歳前後。
それ以後は、年齢が増えていくことに伸びるスピードも遅くなります。

また、手と足の爪では、足の爪の方が成長スピードは遅いようです。

 

爪の構造

巻き爪,爪

爪がどんな構造で成り立っているかご存知ですか?

 

巻き爪予防で大切なことは、爪に負担をかけないことです。
そのためには爪の構造や各部の働きについて知っておくことが大切です。

 

@爪甲いわゆる爪。
指先を保護する役割の他、指先に力を入れたり、

細かい作業を行ったりする際に重要な役割を果たします。

 

 

A爪母
爪甲を形成する部位です。

ここが生きている限り、爪甲は一生作り続けられることになります。

 

 

B後爪部
爪甲を根元で固定している部位です。

ここを損傷すると、そのダメージは爪甲にも影響を及ぼし、
巻き爪などの原因となります。

 

 

C側爪部
爪甲を両側から固定しています。

 

 

D爪半月
爪甲の根元に見える半月形の部分。

(爪母の一部)白く見えるのは、水分含有量が多いため。

 

 

E黄線
爪甲が爪床(爪甲の下にある部分)から離れないように固定している部分です。

 

 

F甘皮
後爪郭と爪甲を密着させている部分です。

後爪郭に細菌などが侵入するのを防ぐ役割があります。

 

 

 


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